YMO散開後、細野さんが作ったデジタル・ファンク・ユニット「F.O.E.」の1stフルアルバム。オリジナルは1986/5/21発売らしい。こんなアルバムがCDで再発されてたってことにビックリ。
細野さん的には(この頃の活動を)封印したかったのではないか。細野フリークのワタシは、当時乱発された12inchやアンビエント系アルバムを含む全レコードを購入したのだが、このアルバムは正直よく分からなかった。F.O.E.を組む前にソロ名義で出した「S-F-X」の流れを継承した、いわゆるデジタルな疑似ファンクなのだが、20年前のワタシには非常にチープに感じた。1曲目は、なんとJB御大が歌う「Sex Machine」である。バックは、N.Y.のマテリアル一派であるアントン・フィア、アイーブ・ディエング、さらにメイシオまでもが参加している。それなのに、今聴いてもチープに感じる。20年早かったと言いたいところだが、20年後に聴いてもやっぱりチープだった。
しかし、細野さんが表現したかったのは、ファンクに対する「ジョーク」なんだってことに気がついた。日本人がいくら汗水垂らしてもJBには到底追いつかない。じゃあ、パロッちゃおうってことなんでしょう、きっと(笑)。YMOの「増殖」に入っていた「Tighten Up」と同じ。細野流のジョークなんだな。当時はそのジョークが分からなかった。このアルバム発売当時にJBが来日して、その前座としてF.O.E.が演奏したけど総スカンくったって話しは有名。それって、YMOの増殖発売時にスネークマンショー・プレゼンツで武道館ライブをやったときに客がジョークを全く理解しなかったのと同じ。日本人ってそんなもんだと思う。マジメなんだな。
20年経って改めて聴いてみると、細野さんスピリットが各所にちりばめられていてとても面白い。ちなみに3曲目は、Dr.Johnの「Right Place, Wrong Time」をカバー。ワタシはこれを聴いた後にDr.Johnの「Gumbo」を買いました。あ、JBのパロディものとしては、立花ハジメの「レプリカントJB」ってのがあったなー。確か深夜3時からFM東京でピーターバラカンがDJしていた番組のテーマ曲だったような... 急に聴きたくなったっすー。(Akkey)
- 2009/01/04(日) 02:02:25|
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ピーター・バラカンの番組、「FMトランスミッション/バリケード」だ。当時、最先端の音楽を流す番組だった。毎週かかさずエアチェックした。なつかし。
- 2009/01/05(月) 18:49:40 |
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